2026年(令和8年)の
自転車に関わる道路交通法改正

新ルールで変わる自転車の環境

~施行内容などをわかりやすくまとめました~

自転車の交通違反にも
「青切符」が導入
2026年の道路交通法改正では、自動車だけでなく自転車にも大きなルール変更が行われ、中でも最も注目されているのが自転車の交通違反に対する「青切符」制度の導入です。

■ 自転車にも青切符が導入されるとは?

これまで自転車の交通違反は

● 警察官による注意

● 指導警告票(いわゆる“イエローカード”)

といった警告中心にとどまっていました。
しかし、2026年の法改正により、自転車利用者にも反則金が科される青切符制度が適用されます。
新制度は、普段の生活はもちろん通勤・業務で自転車を使う方も大きく関係する内容です。
自転車の利用が広がる中、ルール違反に対してより実効性のある対応を行うことが目的とされています。


■ そもそも「青切符」とは?

青切符は正式名称を交通反則告知書といい、比較的軽微な交通違反に対して交付されるものです。

● 交通違反 → 青切符を交付

● 反則金を納付 → 刑事処分や裁判は行わない

という流れで処理されます。
もともとは自動車・バイクなどが対象で、自転車(軽車両)は対象外でしたが、2026年から大きく変わることになります。


■ なぜ青切符が導入されるのか?(改正の背景)

この改正は、青切符導入の背景には、自転車関連事故の増加があります。

● 自転車が関係する重大事故(死亡・重傷):
→ 2022年は 7,107件のうち約75%(5,201件)で自転車側の違反が確認

● 自転車利用者への指導警告票(2024年):
→ 約133万件


特に増えている違反行為は、

● 前方不注意

● 信号無視

● 一時停止違反

など、重大事故につながるものばかりです。
「注意にとどまっているだけでは改善が難しい」という判断から、反則金を伴う青切符で実効的な取り締まりを行う必要があるとされました。

【施行日】

2026年(令和8年)4月1日

【情報掲載日】

2026年2月10日

車が自転車の右側を
通過する際のルール新設
2026年道路交通法改正では、自動車と自転車のすれ違い時の “右側通過ルール” が新しく追加されます。近年増えている自転車対自動車の接触事故を防ぐための、重要な改正ポイントです。

■ どんなルールが新設されるのか?

2026年5月23日までに施行される改正道路交通法では、自動車が自転車・特定小型原動機付自転車などの右側を通過する際の義務が明確になります。
十分な間隔が確保できない場合は、次のような対応が求められます。


■ 対応と罰則

自転車取るべき対応

● 自動車に追い越される際は、できるだけ道路の左端に寄って走行しなければならない。

【罰則】

● 5,000円の罰金


■ なぜ新ルールが必要なのか?

この改正は、自動車が自転車の右側を通過する際の接触事故が増加していることが大きな要因で、特に…

● 自転車利用者の増加

● 特定小型原付(電動キックボード等)の普及

● 道路幅が十分に確保できない場所でのすれ違い

といった状況が、事故件数の増加につながっています。
自動車側・自転車側の双方にルールを明確化することで、事故を未然に防ぎ、安全な走行環境を整えることが目的です。

【施行日】

2026年(令和8年)4月1日

【情報掲載日】

2026年1月20日